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FP・生命保険営業で成功する人とうまくいかない人との違いは何?5つの軸で"見極めのポイント"を解説

公開日2026年05月11日

更新日2026年05月11日

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このコラムの内容

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FP・生命保険営業、成功する人としない人がいるのはなぜ?

「同じ会社で同じ商品を扱っているのに、なぜこんなに差がつくのだろう?」——生命保険営業やFPの世界に身を置いていると、誰もが一度はこう感じた経験があるのではないでしょうか。

入社時期もキャリアもさほど変わらないのに、トップセールスとして表彰される人もいれば、何年経っても契約に苦戦し続ける人もいます。同じ研修を受け、同じ商品を扱っていても、結果には何倍もの差が生まれる。これは保険営業やファイナンシャルプランナーの世界における最大の不思議であり、同時に最大のチャンスでもあると言えます。

なぜなら、その差は「才能」だけで決まっているわけではないからです。実は、うまくいく人といかない人の違いは、マインド・行動・スキル・能力・環境という5つの軸で比較してみると、はっきりと見えてきます。そして、うまくいかない人には、いかない理由が必ずあるのです。

裏を返せば、その理由が分かれば、変えられる部分も多いということ。このコラムでは、実際にFP・保険代理店経営の経験があり、業界で多くの方のキャリアを見てきたキャリアコンサルタントの視点から、成功する人の特徴とうまくいかない人との違いを5つの軸で徹底的に解説していきます。読み終える頃には、あなたが今どこに立っていて、これから何を変えればよいのかが、きっと見えてくるはずです。

◾️参考リンク
【2026年版】転職で評判の良い保険代理店一覧、保険代理店の選び方もご紹介

保険営業・FPで「うまくいく人」と「いかない人」が分かれる本当の理由

保険営業やFPの世界は、他の業界と比べても個人差が極端に出やすい仕事だと言われています。なぜそこまで差が広がるのか、まずはその構造から整理してみましょう。

最大の理由は、保険営業やFPの仕事が成果報酬の比重が大きく、働き方の自由度も高いという点にあります。決められた手順をこなすだけでは結果が出にくく、自分で考え、動き、改善し続ける必要があります。同じ会社にいても、誰がどう動くかによって成果が大きく変わってしまうのです。指示待ちで成り立つ仕事ではない、ここが大きなポイントです。

また、お客様の人生に深く関わる商品を扱うため、知識・人柄・コミュニケーション力・信頼構築力など、求められる要素が非常に多岐にわたります。一つの能力が突出していても、他がついてこないと成果が安定しないのがこの仕事の難しさであり、奥深さでもあります。

ここで多くの方が誤解しがちなのが、「結局はセンスや才能の問題でしょう?」という見方です。確かに、生まれ持った人当たりの良さやコミュニケーション力が有利に働く場面はあります。しかし、現場を長年見てきた立場から言えば、成功者の特徴の多くは"再現可能な習慣"であり、後天的に身につけられるものです。トップセールスのFPと話していると、皆さん共通して「最初は売れなかった」「ある時期に意識と行動を変えてから結果が変わった」とおっしゃいます。

つまり、成果の差は才能差ではなく、マインド・行動・スキル・能力・環境という5つの軸で比較したときに見えてくる差の積み重ねだということ。この視点を持つだけで、自分の改善ポイントは驚くほど明確になります。それでは、ここから一つずつ詳しく見ていきましょう。

【マインド面】成功する人の特徴〜成果を出すFP・生命保険営業マンの思考〜

最初に取り上げたいのが、すべての行動の土台となるマインド面です。成功するFP・保険営業マンには、共通する思考習慣があります。

目標設定の解像度が違う

うまくいく人とそうでない人を観察していて、最初に気づくのが**目標設定の「解像度」**です。

うまくいかない人の目標は、「今月もそこそこ頑張る」「できれば達成したい」など、どこか曖昧で他人事のような表現が多くなります。一方、トップセールスのFPは「今月は新規面談を○件、紹介を○件、契約を○件」と数字レベルで明確に描いており、さらに**「なぜその数字が必要なのか」「達成したらどんな状態になるのか」**まで言語化できています。

目標は、解像度が高ければ高いほど、日々の行動に直結します。「いつまでに、何を、どれくらい」を具体的に決めるからこそ、その数字に届かないときに「何が足りないのか」を即座に振り返れるのです。あなたは、自分の目標を秒で答えられるくらいまで具体化できているでしょうか?

うまくいかない人ほど勝手に限界をつくる

加えてもう一つ、見過ごせないポイントがあります。それは、うまくいっていない人ほど、活動量・売上・お客様の反応など、あらゆることに対して勝手に自分自身で限界を作ってしまっているという現実です。「自分はこのくらいが精一杯」「お客様はきっとこう反応するに違いない」「うちの商材ではこれ以上は売れない」——こうした思い込みが、無意識のうちに行動の天井をつくってしまっているのです。

しかも厄介なのは、そうした限界設定が**「現実的な判断」と本人が信じ込んでいる**ことです。実際にはやってみないと分からないことを、過去の数件の経験や周囲の声から「こういうものだ」と決めつけて、挑戦の幅を狭めている。お客様の反応一つとっても、自分にとって都合の悪い解釈をしてしまい、提案を引っ込めてしまうケースが少なくありません。自分の中にある「思い込みの壁」に気づけているか——ここも、解像度の高さと同じくらい大切な視点だと思います。

仕事に心から自信を持っているか

意外と見落とされがちですが、自分の仕事に心から自信と誇りを持てているかは、成果に直結する重要なポイントです。

「保険を売るのは何だか申し訳ない」「お客様にお金の話をするのは気が引ける」——こうした気持ちを心のどこかに抱えたまま営業をしていると、その迷いはお客様にも必ず伝わります。提案の言葉に力が入らず、クロージングの場面で踏み込みきれない。結果として、成約率も紹介率も伸び悩んでしまいます。

一方で、成功するFPは「この提案はお客様の人生に確実にプラスになる」と心から信じています。だからこそ、必要なときには堂々とおすすめでき、お客様も安心して任せられる。仕事で営業活動でもあるので以下のように信じて疑わないことが大事になってきます。

・断られることは当たり前

・でもそれは自分もお客様も間違っていない

・自分はお客様のためになることをしている

自分の仕事の意義を腹落ちさせることが、実は最強の営業ツールなのかもしれません。

「頑張っている」の認識の違い

「自分はかなり頑張っている方だと思う」——もしあなたがそう感じているなら、一度立ち止まって考えてみてほしいことがあります。それは、成功者の「頑張っている」と、うまくいかない人の「頑張っている」では、基準値そのものが大きく異なるという事実です。

うまくいかない人の「頑張っている」は、「先週よりは行動した」「同期よりはやっている」といった自分基準の頑張りであることが多いです。一方、成功するFP・保険営業マンの「頑張っている」は、業界トップ層を基準にしており、「あの先輩はもっとやっている」「自分はまだまだ足りない、もっとできる」という前提で動いています。

うまくいく人ほど頑張ることは「当たり前」

そしてもう一つ、現場でよく見られる現象があります。それは、うまくいっている人にとっては、うまくいっていない人が「これは頑張らなければできない」と感じるようなレベルのことを、当たり前のこととして平然とこなしているということです。早朝の活動、休日の自己研鑽、勉強会への参加、忙しい中でもお客様への定期訪問、商談前の入念な準備——成功者にとってそれは「特別な頑張り」ではなく、ただの日常です。頑張ることが当たり前になっている、と言ってもよいでしょう。

逆にうまくいっていない人は、自分では「精一杯頑張っている」と感じていても、客観的に見ると周囲から「特に頑張っているようには見えない」レベルの行動量にとどまっていることが少なくありません。本人の主観と、周囲から見た事実との間にギャップがあるのです。これは決して本人を責めたい話ではなく、「頑張りの基準値」を一段引き上げるだけで景色が変わるという前向きなメッセージとして受け取っていただきたいと思います。

頑張りの量を測るとき、何を物差しにしているか。ここに大きな差が生まれます。基準値を上げることが、成果を変える第一歩なのです。

お客様目線で考え抜く姿勢

成功するFP・生命保険営業マンは、提案の前にお客様の人生にとことん寄り添います。家族構成、将来の夢、不安に感じていること、お金に対する価値観——表面的な情報だけでなく、お客様自身もまだ言葉にできていない深層のニーズまで丁寧にヒアリングします。

うまくいかない人ほど「自分が売りたい商品」を起点に話を組み立ててしまいがちですが、成功者は「このお客様の人生にとって、本当に必要なものは何か」を起点に提案を組み立てています。この順番の違いが、信頼の積み重なり方をまったく別物にしていくのです。

成功者ほど「自分がお客様だったらこの行動に対してどう思うか?」を問いかけることが習慣化できています。うまく行かない人ほど、独りよがりな活動を行う傾向にあります。

【行動面】売れる人と売れない人を分ける日々の動き方

マインドが整ったら、次は行動面です。マインドだけ立派でも、行動が伴わなければ成果は出ません。

行動量と”目標から逆算”

成功するFPと話して感じるのが、圧倒的な行動量です。アプローチ件数、面談件数、勉強時間、いずれも一般的なFPの数倍に及ぶこともあります。ただし重要なのは、それを「無理して頑張っている」のではなく、習慣として淡々とこなしている点です。

そしてもう一つ重要なのが、うまくいっている人ほど、目標から逆算して必要な行動に落とし込んでいるプランが「具体的」かつ「実現可能」であるということです。例えば「今月10件の新規契約をお預かりする」という目標があった場合、成功者は「成約率が約3割だから面談を最低30件は組む必要がある、そのためには紹介依頼を○件、テレアポを○件、セミナー集客を○件……」と、最終目標から日々のアクションまで一本の線でつながった行動計画を立てています。

一方で、うまくいかない人の計画は「とにかく頑張る」「アプローチを増やす」といったざっくりした表現にとどまっていたり、逆に「毎日100件アプローチする」など実現可能性が低く現実的でないプランになっていたりします。マネージャーに言われるがまま、闇雲に交流会に参加しても成果はもちろん出ません。逆算思考×実現可能性のバランス——ここが計画の質を決めるポイントです。立てた計画が一週間続かないのであれば、それは計画自体に無理がある証拠かもしれません。

学んだことを行動に変えられているか

研修を受けても、本を読んでも、セミナーに参加しても、結果が変わらない人には共通点があります。それは、学びをそのまま放置してしまうことです。

「いい話を聞けたな」で終わってしまい、翌日からの行動が何も変わらない。一時的に気持ちが高まるが、3日も経つと元に戻っている。これでは、どれだけインプットを重ねても成果にはつながりません。成功するFP・保険営業マンは、研修やロープレで気づいたことを翌日のお客様対応で必ず一つは試します。試して、振り返って、また試す。この小さなサイクルが、半年後・一年後の大きな差になっていくのです。

「学んでいるのに成果が出ない」と感じている方は、ぜひ一度、「最近学んだことのうち、実際に行動に移したものはいくつあるか」を数えてみてください。

うまくいかない人ほどPDCAを回していない

成果を出すFP・保険営業マンは、PDCAサイクルを驚くほど短いスパンで回しています。一つの面談が終わるたびに「ここはよかった」「ここは改善できる」と振り返り、次の面談で即座に修正を加える。週単位、月単位ではなく、面談単位の振り返りです。

さらに踏み込んでお伝えすると、うまくいかない人は、そもそも改善行動そのものを行っていないケースが非常に多いのです。「なんとなくうまくいっていない、でも理由はよく分からない」——そんな曖昧な状態のまま、上司に言われたことだけを淡々とこなしている。問題解決という考え方そのものを知らないまま、ただ闇雲に行動している方が、実は少なくありません。

PDCAは、Pの計画とDの実行だけでは絶対に回りません。C(チェック・振り返り)とA(アクション・改善)がセットで初めて機能します。「うまくいかない理由を仮説立てて言語化する」「次に変える行動を一つ決める」——この当たり前のサイクルが抜け落ちている方は、まずここから取り入れてみてほしいと思います。たった一つの振り返り習慣で、成果は驚くほど変わっていきます。

【スキル面】成果につながる「身につけられる力」

3つ目の軸はスキル面です。スキルは才能ではなく、意識して磨けば必ず伸ばせる領域です。

自己流の営業から脱却できているか

うまくいかない人に最も多いパターンが、自分流・我流の営業から脱却できていないことです。「自分のやり方の方が合っている」「所長のやり方は今の時代には通用しない」と感じてしまい、提案フローもトークも自己流のまま走り続けてしまう。

しかし保険営業やFPの仕事は、長年積み上げられてきた**「再現性のある王道のやり方」**が確かに存在します。先人たちが試行錯誤の末に確立した型を、まず素直に取り入れる。その上で自分の個性を加えていく——この順番を守れる人ほど、結果が安定していきます。

正しいことが学べない環境

ここで、保険業界・FP業界ならではの構造についてもお伝えしておきたいことがあります。ファイナンシャルプランナー・保険業界では、保険会社に入社してから最初のおよそ2ヶ月間に集中的な研修期間があり、その後は基本的に自分自身で営業活動を行っていくスタイルが一般的です。これは裏を返せば、継続的に体系立った研修を受けられる環境にないということでもあります。

たった2ヶ月の研修だけで、お客様の人生に深く関わる提案ができるようになるかというと、現実的にはまったく足りません。営業に必要なスキルが圧倒的に不足したまま現場に出されている——これがFP・保険業界の構造的な特徴であり、まずこの事実を直視することが第一歩です。

トップセールスのFPほど、この厳しい環境を理解した上で、自主的に学び続けています。書籍、業界セミナー、社外のロープレ勉強会、ベテランへの相談、YouTubeでのトップセールス研究——会社が与えてくれる以上のインプットを、自分で取りに行っているのです。「会社が教えてくれない」と嘆く時間があるなら、自ら学びに行く一歩を踏み出した人が、結果として大きく伸びていきます。

成功するFPほど、ベテランのトップセールスからも、若手の優秀な同僚からも、貪欲に学ぶ姿勢を持っています。「自分のやり方」へのこだわりが、実は成長を阻んでいるかもしれない、ということを覚えておきたいですね。

ロープレを習慣化しているか

スキル面で最も差が出やすいのが、ロープレ(ロールプレイング)への取り組み方です。

トップセールスのFPだからといって、ロープレをやっているわけではありません。しかし、新しい商材を扱うとき、新しいトーク設計をしたとき、自分自身の中で「この型なら売れる」という成功パターンがこれまでの経験からイメージできています

一方で、うまくいっていない人ほど、潜在的に「自分ができないこと」を直視するストレスを感じており、ロープレをやりたがらない傾向があります。実際、私がこれまで関わってきたローパフォーマーの方々は、口を揃えて「私はロープレが苦手なんです」「ロープレは好きじゃないんです」とおっしゃいます。

これは偶然の一致ではありません。できないことを見せたくない、指摘されたくない、恥ずかしい——その気持ちが、最も成長できるはずの機会を遠ざけてしまっているのです。ロープレで気まずさを感じるのは、誰でも同じです。トップセールスも最初は同じ気持ちを乗り越えてきました。違いは、「気まずさより成長を選んだ」かどうか——ただそれだけなのです。

ロープレは地味で恥ずかしいと感じるかもしれませんが、お客様の前で初めて新しいトークを試すよりも、社内で何度も練習してから本番に臨む方が、結果は圧倒的に良くなります。スポーツ選手が試合の前に練習を積むのと同じこと。営業も「練習の量」が結果を作るのです。

ヒアリング力・提案力を磨き続ける姿勢

先ほどの教育・研修にも関わる話ですが、ヒアリング力や提案力には、ある程度オーソドックスな成功パターンが存在します。例えば、「傾聴スキル」「ロジカルプレゼンテーション」「情緒的価値訴求」「質問型クロージング」など営業メソッドは既に確立されています。

問題は、この成功パターンを自分で自主的に学んで身につけられるか、もしくは業界内でそのスキルを既に体得しているマネージャーや先輩から直接教えてもらえる環境にあるか——この2点が極めて大きく結果を左右することです。我流で何年も模索し続けるのと、優れた指導者のもとで型を学び一気に伸びるのとでは、成長スピードに圧倒的な差が生まれます。今あなたが伸び悩んでいるなら、「型を徹底的に教えてくれる人が周りにいるか」を一度見直してみる価値があるでしょう。

【能力面】成功者の素質と「向き不向き」のリアル

ここからは、少しデリケートな話に入ります。能力面・適性面についてです。

努力で伸ばせる能力と、生まれ持った適性の違い

ここまで見てきたマインド・行動・スキルは、努力次第で大きく伸ばせる領域です。実際、最初は目立たなかった人がコツコツ努力を続けて、数年後にトップセールスのFPになるケースは珍しくありません。

ただし正直にお伝えしておきたいのは、「努力ですべてが解決するわけではない」という現実です。人と会うこと自体にどうしても消耗してしまう、お金の話に強い心理的抵抗がある、数字に追われる環境がどうしても合わない——こうした生まれ持った気質や適性は、努力で完全に克服するのが難しい場合もあります。

これは決して「努力しても無駄」という話ではありません。多くの人にとって、努力と工夫で成果は確実に変わります。ただ、ごく一部の方には、努力の方向を変える勇気も必要かもしれない——という現実を、誠実にお伝えしておきたいのです。

保険営業・FPに向いている人の特徴

それでは、保険営業・FPに向いている人の特徴とはどのようなものでしょうか。

1.人と話すことが基本的に好き、または苦にならないこと

2.お客様の人生に関わることに意義を感じられること

3.長期的な信頼構築にやりがいを見出せること

4.学び続けることが嫌いではないこと

5.数字へのプレッシャーを前向きなエネルギーに変えられること

6.自主的に行動できること

特に最後の「自主的に行動できる」というのは、保険営業・FPの世界では極めて重要な資質です。先ほども触れた通り、この業界では入社後すぐに研修期間を終え、その後は基本的に自分の裁量で活動していく環境です。誰かに言われなくても、自分で考えて動ける人でないと、成果を出し続けるのは難しいのが実情です。

これらすべてが揃っていなくても問題ありません。一つでも当てはまれば、十分に成功する可能性があります。逆に、これらの特徴がほとんど当てはまらず、毎日の仕事に強い苦痛を感じ続けているなら、一度立ち止まって考えてみる価値があるでしょう。

FP・生命保険営業が向いていない人

もう少し具体的にお話しすると、「数字に対する精神的耐性」「人間関係の継続的構築への興味」「変化への適応力」といった部分は、努力で伸ばせる範囲に限界があると感じています。

さらに現場で長年見てきた経験からお伝えすると、以下のような傾向を持つ方は、保険営業・FPの仕事で苦戦しやすいと言わざるを得ません。

一つ目は、空気が読めない、お客様の感情の機微を察するのが苦手な人。お客様の表情や言葉の裏側にある本音を読み取れないと、提案がどうしても的外れになってしまいます。二つ目は、自律的にPDCAを回せない人。誰かに指示されないと改善行動が取れない方は、自由度の高いこの業界では成果が安定しません。三つ目は、気持ちの浮き沈みが激しい人。断られたり数字が落ち込んだりするたびに大きく動揺してしまうと、安定した活動量を維持できません。四つ目は、具体的で実現可能な行動計画をつくれない人。逆算思考が苦手で、いつも行き当たりばったりになってしまう方は、長期的に成果を出すのが難しい傾向があります。

たとえば、毎月のノルマに対する不安で夜眠れなくなる、お客様との関係構築に強い疲労を感じる、といった状態が長く続く場合、これは努力の量の問題ではなく適性の問題である可能性があります。本人はとても努力しているのに、構造的に苦しい——というケースが現場では確かに存在するのです。

「向いていない」と感じたときの考え方

もしあなたが「自分は向いていないかもしれない」と感じているなら、すぐに辞めるという話ではなく、まず冷静に切り分けてみてください。

それは「マインドの問題」なのか、「行動量の問題」なのか、「スキル不足の問題」なのか、「環境(会社・上司・商品)の問題」なのか、それとも本当の意味での「適性の問題」なのか——。多くの場合、最初の4つのいずれかに原因があり、改善できる余地があります。焦って結論を出さず、一つずつ要素を切り分けて考えてみることが大切です。

それでも、すべてを試した上で「やはり苦しい」と感じるなら、それは自分の強みが活きる別のフィールドを探すサインかもしれません。これは敗北ではなく、自分を活かす戦略の見直しです。

【環境面】同じ人でも結果は変わる〜自分に合った職場・働き方の選び方〜

最後の軸が環境面です。これは多くの方が見落としがちですが、実は成果に与える影響が極めて大きい領域です。

会社・商品・教育体制が成果に与える影響

同じ人が同じ努力をしても、所属する会社・扱う商品・教育体制によって結果は大きく変わります

例えば、自社商品しか扱えない専属代理店と、複数社の商品を比較提案できる乗合代理店では、お客様への提案幅が変わります。教育・研修制度が手厚い会社と、ほとんど放任の会社では、新人の成長スピードがまったく違います。お客様層が富裕層中心の会社と、若年層中心の会社では、求められるスキルセットも異なります。

マネージャーや同僚の存在

そして、会社や商品と同じくらい——もしかするとそれ以上に大きく成長曲線を左右するのが「マネージャー」の存在です。代理店としてのマーケティング手法ももちろん重要ですが、現場で日々接するどのマネージャーのもとで働くかによって、伸び方は本当に大きく変わります。

具体的には、集客のサポートをしてくれる、クロージングまでの細かいトレーニングを実施してくれる、ロープレに付き合ってくれる、案件相談にきめ細かく乗ってくれる——こうしたマネージャーのもとで働ける環境にあると、たとえ今うまくいっていない状態からでも、比較的早く脱却しやすいものです。一方で注意したいのが、マネージャー自身が多忙で教育に時間を割けない構造の会社があるという点です。例えば、保険会社のように所長が教育研修以外に採用ミッションも担っている場合や、保険代理店でもプレイングマネージャー制度を採っている会社の場合、マネージャー自身が自分の数字を追っており、部下の教育に十分な時間を割きにくい状況に陥りがちです。「マネージャーの肩書きはあっても、実質的に教えてもらえる時間がない」というケースは、業界の中でも珍しくありません。

つまり、「自分の強みが活きる会社」「自分の成長段階に合った教育体制を持つ会社」「育ててくれるマネージャーがいる会社」を選ぶことは、努力と同じくらい重要なのです。今あなたが伸び悩んでいるとしたら、それは「あなた」の問題ではなく、「今の環境とあなたの組み合わせ」の問題かもしれません。

「環境を変える」という前向きな選択肢

「環境を変える」と聞くと、逃げや諦めのように感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、私はそうは思わないんです。

実際、転職してまったく成果が変わったFPの方々をたくさん見てきました。前職ではくすぶっていた人が、転職後にトップセールスになるケースは決して珍しくありません。人は環境によって、想像以上にパフォーマンスが変わる生き物だからです。

環境を変えることは、自分の可能性を諦めることではなく、自分の可能性を最大化するための前向きな投資です。今の環境で本当に自分の力が発揮できているか、定期的に見直してみる習慣を持ちたいですね。

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FP Wanted!編集部

コラムを書いた人

FP Wanted!編集部

MBA (経営管理修士) / 宅建士 / FP2級

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