
株式会社ビルドバリューの評判やコミッション(手数料)は?入社しても大丈夫?特徴やマッチする人について解説
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このコラムの内容
1.株式会社ビルドバリューってどんな会社?
会社概要
株式会社ビルドバリューは、保険業界において革新的なアプローチで急成長を遂げている新興企業です。2017年の設立以来、「税理士とファイナンシャルプランナーが本気で考えた「お客さまの価値を積み上げる(保険などの)提案」をコンセプトに従業員拡大中で、2024年7月現在で約330名の人員が在籍しています。
同社は主に生命保険および損害保険の代理店業務を中心としていますが、単なる保険商品の販売にとどまらず、総合的な資産設計やライフプランニングのコンサルティングサービスを提供しています。取扱商品は大手保険会社の商品を幅広くラインナップし、顧客のニーズに合わせた最適な保険プランを提案することを強みとしています。
日本を代表する大型保険代理店の1社と言えるでしょう。
2.働く人目線でのビルドバリューの強み
高いコミッションと比較的安い在籍料
同社の特徴は、大型代理店として保険会社から同社へもらえる手数料が高いこと、また同社から所属する保険募集人への還元率も高いことが挙げられます。こうした大型保険代理店で高い割合の手数料を募集人に還元する会社の場合、各募集人から在籍料(会社により名目は異なる)を徴収することが一般的です。同社の場合、同様のスタイルの会社と比べてもその在籍料が安い事は1つのメリットと言えるでしょう。
3.業務提携案件は多くはない
保険代理店選びの1つとして、業務提携案件が豊富かどうかと言うポイントがあります。
業務提携案件等の行き先が多ければ、見込み顧客に困ることがないと言う精神的な安心感を得られることもあります。
この点について同社は筆者が聞く限りにおいて他社と比べて業務提携案件等は多いとは言えません。「入社する前に聞かされていたほど会社案件がなかった」と言う声もよく聞きます。高い還元率でコミッションを募集人に支給しているので、業務提携案件の管理や成約率を上げるための教育体制やが充実していると言うわけではないのかもしれません。また際業務提携案件がの量に関しては、時期によっても変化することもあります。今現在、同社のリクルーターにスカウトを受けているなどでこの点が気になる人は具体的にどんな案件がどれくらいあるのか、もし入社したら月に何件ぐらい案件が配布されるのかなど、具体的に質問してみると良いでしょう。
業務提携案件が充実している会社では、具体的な案件がどれくらいあるかなど入社後のトラブルにならないよう、事前に詳細を開示してくれる会社もあります。
一般的に業務提携案件が少ないと、ファイナンシャルプランナーのキャリアパスとしては、以下のようなリスクが考えられます。

営業上のプレッシャー
- 自力で顧客開拓をしなければならないため、常に営業活動のプレッシャーがある
- 成約数・成約額の目標達成に対する継続的なストレス
- 安定した収入を得るために常に新規顧客を開拓し続ける必要がある
経済的リスク
- 歩合制の報酬体系が一般的なため、契約が取れなければ収入が不安定になる
- 初期段階での顧客基盤構築までは収入が少なく、生活が不安定になりやすい
- 自己投資(訪問費用、研修費用など)の経済的負担
社会的・心理的プレッシャー
- 知人や友人に対して保険の勧誘をせざるを得ない状況に追い込まれやすい
- 断られることへの精神的ダメージの蓄積
- 「押し売り」のイメージと戦う必要がある
キャリア上のリスク
- 顧客獲得スキルが身につかなければ早期離職につながりやすい
- 業界内での評判(実績)が次の転職に影響する
- 営業スキル以外の専門性を高める機会が少なくなりがち
スキル開発の課題
- 商品知識だけでなく、幅広い営業スキルを独自に身につける必要がある
- 人脈構築やネットワーキングスキルが不可欠
- 自己管理能力とモチベーション維持が求められる
このような環境は、強い自己啓発意識と営業力を持つ人材には成長の機会となる一方、多くの募集人にとっては大きなプレッシャーとなることもあります。
4.教育体制は充実しているとは言えない
もちろん、各支社やグループ内で勉強会は開催されているようではありますが、教育体制が充実していると言うわけでは無いようです。これも極力手数料を高く従業員に還元していることの裏返しとも言えるでしょう。 ただ、ファイナンシャルプランナーや生命保険募集人向けの勉強会は、社外でもたくさんありますので、こうした機会を活用することで賄うこともできるでしょう。
▼参考
ファイナンシャルプランナーWanted!のセミナー/勉強会ページ5.(まとめ)ビルドバリューにはどういう人が向いているのか
上述した特徴まとめると、同社に向いている人は自分で顧客開拓ができ、高い手数料を享受したいと言う意向の人が向いているでしょう。顧客開拓や現時点の自身のスキルに自信がない人が入社してしまうと、売り上げが上がらず、プレッシャーになってしまう。会社内の査定に引っかかってしまうなどのリスクがあるため、慎重に検討した方が良いと言えるでしょう。
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