【生命保険会社の営業職への転職】メットライフ生命への転職を迷っている、そんなあなたへFP特化型転職アドバイザーが会社の特徴、評判、メリットやキャリアプラン例を解説

公開日2024年07月25日

更新日2024年11月14日

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このコラムの内容

1. はじめに

皆さん、こんにちは。転職を考えていらっしゃる方の中で、特にメットライフ生命に興味をお持ちの方に向けて、このコラムを書かせていただきました。

転職は、新しい環境での挑戦や自己成長の機会を得られる反面、不安も大きいものです。特に生命保険業界への転職は、時間的自由や高収入の可能性がある一方で、営業力や自己管理能力が求められるため、慎重に検討する必要があります。

このコラムでは、メットライフ生命の特徴や魅力、転職時の注意点、そして入社後のキャリアプランについて、FP特化型転職アドバイザーの視点からご紹介します。転職を迷っているあなたの判断材料として、お役立ていただければ幸いです。


尚、メットライフ生命に限らず1社専属の生命保険営業のやりがいや大変な点をこちらのコラムにまとめていますのでご参照ください。
1社専属の生命保険営業はきつい?つらい?やりがいや大変な点、生命保険代理店やFP会社への転職を考えるポイントをご紹介

2. メットライフ生命について

会社概要

メットライフ生命

メットライフ生命保険株式会社は、アメリカに本社を置く世界最大級の保険会社、メットライフの日本法人です。

メットライフ生命の歴史は古く、1868年にアメリカで設立されました。日本では1973年に駐在員事務所を開設し、2010年にアリコジャパンを買収したことで、現在の形となりました。アリコ(ALICO)時代の実績と、メットライフのグローバルな知見が融合した会社と言えるでしょう。「お客さまを第一に」という理念のもと、顧客中心主義を徹底しています。この理念は、商品開発からサービス提供まで、事業のあらゆる面に反映されていることかと思います。

会社規模と財務状況

2023年3月末時点で、総資産は約5兆1,279億円、保有契約高は約21兆8,854億円となっています。従業員数は約6,700名で、そのうち営業職員は約4,000名を占めています。財務健全性を示すソルベンシー・マージン比率は826.1%(2023年3月末時点)と、業界平均を大きく上回っており、非常に安定した経営基盤を持っていることがわかります。

特徴的な取り組み

メットライフ生命は、アフラックと共に日本の医療保険マーケットに先駆けて参入しました。この先見性と革新性は、現在も同社のDNAとして受け継がれています。当時のアリコジャパンは、外資系生命保険会社として初めて日本市場に本格参入しました。当時の日本の保険市場は、国内企業が独占的に支配していた状況でした。日本市場にそれまでになかった新しいタイプの医療保険を導入しました。特に「がん保険」は日本で初めての商品として注目を集めました。また 従来の営業職員による販売だけでなく、代理店チャネルを積極的に活用しました。これは、日本の保険業界における販売方法の多様化の先駆けとなりました。結果的に現在日本の保険市場でも高いシェアを持つに至っています。

メットライフ生命の評判

メットライフ生命の公式サイトや各種口コミサイトを参考に、顧客からの具体的な声をいくつかご紹介します。これらの声は、メットライフ生命のサービスや商品の特徴をよく表していると言えるでしょう。

  1. 「丁寧な説明と分かりやすさ」
  2. ある30代女性の声:「初めは生命保険について全く知識がなく不安でしたが、担当の方が本当に丁寧に説明してくださいました。複雑な生命保険の仕組みも、図を使ってわかりやすく説明してくれたので、安心して契約することができました。」
  3. 「ニーズに合わせた提案」
  4. 40代男性からの声:「ライフプランニングから始まり、自分の将来設計に合わせた生命保険プランを提案してもらえました。単に商品を売るのではなく、私のライフステージに合わせて必要な保障を考えてくれたことに感銘を受けました。」
  5. 「アフターフォローの充実」
  6. 50代女性の声:「契約後も定期的に連絡をいただき、ライフスタイルの変化に応じて生命保険の見直しをしてくれます。長期的な視点で私の人生に寄り添ってくれているという安心感があります。」
  7. 「保険金支払い時の対応」
  8. 60代男性からの声:「妻が入院した際、保険金の請求手続きがスムーズで助かりました。担当者の方が親身になって相談に乗ってくれ、必要書類の準備から申請までサポートしてくださいました。迅速な対応に感謝しています。」
  9. 「商品の充実度」
  10. 45歳女性の声:「医療保険、がん保険、外貨建て保険など、幅広い商品ラインナップがあり、自分のニーズに合った保険を選ぶことができました。特に、外貨建ての終身保険は、老後の資金準備として魅力的でした。」

メットライフ生命の商品

メットライフ生命は、豊富な商品ラインナップと高い商品開発力で知られています。顧客のさまざまなニーズに応える多様な商品を提供しており、それぞれの商品カテゴリーで高い評価を得ています。 死亡保険、積立保険、医療保険、資産運用型商品、法人向け商品など幅広い商品があり、専門家からも高い評価を受けています。

商品例:一時払い保険

メットライフ生命の特徴的な商品として、一時払い保険をご紹介します。魅力的な内容にも関わらずあまり知られていないこともあるので、一例として取り上げさせていただきます。

一時払い保険は、契約時に保険料を一括で支払い、保障を得ながら運用もできる商品です。メットライフ生命の一時払い保険は、高い積立利率と確定した利益が特徴となっています。

一般的な預金と比べて、高い積立利率が設定されています。契約時点で適用される利率が保証されるため、加入段階で将来の利益が確定します。これは、株式投資などにはない特徴であるので人によっては資産運用を考える上で有効な手段になり得ます。外貨で運用できる商品もあり、通貨分散の効果も期待できます。将来円安になれば、積立利率に加えて為替差益も得られる可能性があります。(もちろん外貨建ての場合は為替リスクがあることなどのデメリットもあります。)

退職金の運用や相続対策、まとまった資金の効率的な運用など、様々なシーンで活用されています。特に、低金利が続く現在の経済環境において、有効な資産運用の手段の1つとして注目されています。NISAやiDeCoなどの制度と比べて、一時払い保険の認知度はまだ低いのが現状です。しかし、運用や相続対策において非常に有効な商品であり、今後さらに注目される可能性があります。

3. メットライフ生命への転職のメリット

ではメットライフ生命への転職にはどんなメリットがあるのか、見ていきましょう。

  1. 財務健全性
  2. 先述の通り、メットライフ生命の財務健全性は非常に高く、従業員にとっても安心して働ける環境が整っています。
  3. グローバル企業の日本法人としての魅力
  4. 世界的な生命保険会社の日本法人であるため、グローバルな視点のある組織で働くことが自身の視野を広げることに繋がったり、グローバル企業の一員として働くという充実感が得られることもあります。
  5. 報酬体系
  6. 長く勤め続けると、固定給与がしっかりもらえる報酬体系になっています。これは、安定性を求める方にとって大きな魅力となるでしょう。
  7. 収入アップの可能性
  8. 生命保険業界の特徴として、努力次第で収入が大きく伸びる可能性があります。特に優秀な営業職員は、非常に高い収入を得ることができます。
  9. 商品力とブランド力
  10. メットライフ生命の商品力とブランド力は、営業活動を行う上で大きな強みとなるでしょう。信頼性の高い会社の商品であることが、顧客との信頼関係構築に役立つでしょう。


4. 転職時の注意点

求められる営業力

生命保険会社への転職を考える際、特に重要なのが営業力です。新規開拓能力や、顧客のニーズを適切に把握し提案する力が求められます。営業職は比較的自由度が高い仕事ですが、それゆえに高い自己管理能力が必要です。スケジュール管理や目標設定、そして着実な実行力が求められます。

継続的な学習の必要性

生命保険商品や金融市場は常に変化しています。そのため、継続的な学習が欠かせません。新商品の知識はもちろん、税制や社会保障制度の変更なども常にキャッチアップする必要があります。

採用面接時のチェックポイント

採用面接時には、以下のような点を確認しておくと良いでしょう。

  • どの程度の営業トレーニングが用意されているか
  • 先輩社員からのサポート体制はどうなっているか
  • ノルマの有無や、その達成難易度はどの程度か
  • キャリアパスの具体例や、昇進・昇給の基準は何か

これらの点を事前に確認しておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

実際に現場で成果を上げている方から多く学べるかどうかは個人的には非常に大きなポイントだと思います。

5.入社後のキャリアプランや選択肢

転職を考える上での一般的なポイント

転職を考える際は、単に目の前の条件だけでなく、中長期的な視点を持つことが重要です。特に以下の点について考えてみましょう。

  • 3年後、5年後、10年後の自分のキャリアビジョン
  • 家族の状況や将来設計との整合性
  • 自己実現や社会貢献の可能性

中長期的なキャリアプランを立てることで、具体的な目標が明確になります。これにより、日々の業務や開発すべき能力ややるべきことが定まり、効率的にキャリアを構築することができます。また長期的な目標があることで、短期的な困難や挫折を乗り越える原動力となります。自分の描く将来像に向かって着実に進んでいるという実感が、日々のモチベーション維持につながります。

メットライフ生命への転職を考える際も、この中長期的な視点は非常に重要です。単に目の前の待遇や環境だけでなく、この会社でどのようなキャリアを築いていけるのか、自分の長期的なゴールにどう結びつくのかを慎重に検討することが大切です。

キャリアの選択肢

メットライフ生命での中長期的なキャリアを考える際、以下のようなパスが考えられます。

  1. 営業職としてのキャリア
  2. 営業のスペシャリストとして、より高度な知識と技術を身につけ、トップセールスを目指すキャリアです。持続して高収入を得られる可能性が高く、自己実現の機会も多いでしょう。
  3. マネジメント職へのステップアップ
  4. 営業マネージャーなど、組織をまとめるポジションを目指すキャリアです。人材育成や組織運営のスキルを磨くことができます。生命保険会社ではマネージャーになること、自分のチームを作ることが積極的に推奨されているので、自分自身が営業としてしっかり成果を残した後はマネジメントとしてチーム運営をする、人材育成をするという道も開けます。営業所長、さらにその上に支社長というポジションを置く生命保険会社が多いです。
  5. 生命保険代理店/FP会社への転職
  6. メットライフ生命での経験を活かし、生命保険代理店に転職をする、または自身で開業するという選択肢もあります。それぞれメリット・デメリットはありますので置かれた状況や今後どのように働きたいかなどがポイントになってきます。いずれにしても経験を積んだ上でキャリアプランをアップデートして考え続ける姿勢は大事になるでしょう。

6. まとめ

メットライフ生命への転職は、安定した基盤を持つ大手企業で働けるチャンスです。高品質な商品と強いブランド力を背景に、やりがいのある仕事ができる環境が整っています。

一方で、生命保険業界での成功には相応の努力が必要です。営業力、自己管理能力や継続的な学習姿勢が求められますが、それらを通じて大きな自己実現の機会を得られる可能性があります。

最後に強調したいのは、明確な将来ビジョンを持つことの重要性です。単に目の前の条件だけでなく、5年後、10年後の自分のキャリアや人生設計を見据えて判断することが大切です。

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FP Wanted!編集部

コラムを書いた人

FP Wanted!編集部

MBA (経営管理修士) / 宅建士 / FP2級

資産運用や保険相談で活躍するFPの求人・転職サイト「ファイナンシャルプランナーWanted!」を運営。業界経験者、未経験者にとって参考になるFPのお仕事情報を配信中。キャリア相談、転職相談も随時受付中。また一般の方には全国のFPの中で特に優秀なFP、専門分野に強いFPの紹介サービスも実施中です。

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