カスタマーリンクスってどんなFP会社?評判や口コミが気になる方へ。実際に働いている社員にインタビュー(東京支社:広瀬貴史さん)
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このコラムの内容
今回は株式会社カスタマーリンクスの広瀬貴史さんに仕事のやりがい、会社について、転職の経緯、今後の目標などについてインタビューさせていただきました。
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FPとしての具体的な業務内容
[吉村]まず、現在の職務内容についてお聞かせいただけますか?
[広瀬]株式会社カスタマーリンクスで東京支社の副支社長を務めています。主にメンバーのマネジメントと営業を担当しています。業務比率としては、マネジメント50%、営業50%という感じですね。
[吉村]営業活動の具体的な内容を教えていただけますか?
[広瀬]現在はオンライン面談を中心に活動しています。チームでセミナーを開催し、その参加者の個別相談をオンラインで受けています。新規契約やアフターフォローについても、約9割がオンラインです。また、お客様との面談では必ずライフプランの作成を行っています。
[吉村]営業をされる上でのやりがいはどういった部分にありますか?
[広瀬]お客様と一緒に問題を発掘し、その課題解決をしていくプロセスにやりがいを感じます。多くの方は「お金を増やしたい」という相談で来られますが、その裏に潜むリスクについてはあまり意識されていないことが多いです。保障の大切さや保険の必要性について理解していただき、「相談してよかった」と言っていただけることが嬉しいですね。
[吉村]資産形成のアドバイスについてはいかがですか?
[広瀬]私自身、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の登録もしていて、楽天証券の取り扱いもあります。お金の運用でご相談されるお客様にはまずは証券口座を開設して投資を始めるという第一歩を踏み出せたことを喜んでいただけたり、NISAなどの基礎知識やポイントのレクチャー、あとはお客様の価値観やお金のプランと運用方針のチェックなどをさせていただくことで信頼いただくことがありますね。
[吉村]面談件数はどれくらいですか?
[広瀬]週に10件から20件程度です。これは2、3年前に比べると減少していますが、新規のお客様だけでなく、アフターフォローの面談も含まれています。アフターフォローの面談では、追加契約やご紹介につながることも多いです。
アフターフォローに関して
[吉村]御社はお客様へのアフターフォローを重視されていますが、実際に取り組んでみていかがですか?
[広瀬]新規開拓を続けることは非常に大変です。それに比べて、契約をお預かりしたお客様との1年後、2年後の「いつもお世話になっています」から始まる会話の方がこちらやり易さを感じていますし、お客様への思い入れも強まっていくものです。実際にやってみて、会社が推進しているアフターフォローの価値や、自分にとってのメリットが実感できてきました。
具体的な効果として、例えば最初は医療保険1本だけだったお客様が、その後の人生の変化に応じて資産形成や保障の追加などのニーズが出てきます。そういったお客様のタイミングで適切なご提案ができることは大きな価値だと感じています。
[吉村]御社特有のアフターフォローの特徴はありますか?
[広瀬]多くの方がアフターフォローの必要性は理解していても、具体的に何をすればいいかわからないという課題があると思います。当社では、アフターフォローの研修がある他、年3~4回会社からニュースレターをお客様に送付する仕組みがあります。個人レベルでも実施している方は多いと思いますが、会社として取り組んでくれることで抜け漏れなくお客様にご連絡が確実にできるので取り組みやすかったですね。またアフターフォローの学校で習得したお客様への声のかけ方、かけるタイミング、言い回しなどの具体的なノウハウとニュースレターなどの会社のサポートがあることで、高いレベルでのアフターフォローが実行できていることが当社の強みの1つだと思います。
また、アフターフォロー研修を通じて会社の文化を学び、メンバー同士で良い取り組みを共有し合えることも特徴です。
メンバーのマネジメントについて
[吉村]マネジメントについて伺いたいのですが、チームの規模はどれくらいですか?
[広瀬]チームは16人です。月1回の個人面談を通じて、個々のメンバーの活動状況を確認させてもらっています。当社では組織としての売上目標の押し付けはありませんし、社内での挙績発表もしていません。もちろんメンバーそれぞれ自己申告で活動目標は立てているので、マネージャーとしてその目標をどのように達成していくかというサポートは行っています。副支社長という立場ですが、メンバーと同じ目線で話を聞かせてもらうイメージですね。時には会社とFPとの橋渡し役として、こうすればもっと会社が良くなるといったような要望の吸い上げなども担当します。
2.プライベートについて
休日の過ごし方など
[吉村] じゃあ続いて、プライベートについて少しお話を伺いたいと思います。週に2回は休みを入れない日を作っているとおっしゃっていましたが、プライベートもしっかりと確保されているんですね?
[広瀬] そうですね。この業界に入ってからは、休みとプライベートの境界が曖昧で、休んでいるのか分からない時間が続いていました。ただ、最近は自分の生き方を大切にしたいと思い、少なくとも週に2日くらいは意識的に面談を入れない日を設けるようにしています。
[吉村] そうですよね。メンタル面でも、やはり休みは大事ですからね。
[広瀬] 本当にそうです。休むことは大切ですね。
[吉村] その休みの日には、何をしているんですか?
[広瀬] そうですね。面談を入れない日は、普段できない振り返りの時間を取ることも多いです。サウナでリフレッシュしながら考え事をすることもあります。「池袋タイムズスパ」などに行ってリラックスしています。
[吉村] 確かに、デスクに向かっていない時の方が新しい発想が湧くこともありますよね。どの辺がオススメポイントですか?
[広瀬] 例えば平日の午前中に行くと人が少なくて、静かに過ごせるところですね。東京では空いている時間が特に貴重だと思います。
[吉村] そうですね。ドライブも趣味なんですか?
[広瀬] はい、車の運転が好きで、遠出することもあります。運転して、少し遠くの綺麗なサウナに行ったりしています。
[吉村] その時、猫ちゃんは連れて行かないんですか?
[広瀬] 猫はお留守番ですね(笑)。ただ、オンラインのミーティング中には猫が横切ったりして、癒しになっているかもしれません。
[吉村] なるほど、猫ちゃんが場を和ませてくれているんですね。そういう自己開示もFPとしては大事ですよね(笑)。
[広瀬] そうですね。オンラインの商談でも猫が通ると、少し場が和みますからね。
[吉村] ジムも通っているんですか?
[広瀬] はい、ジムには通っています。ただ、今年からあまり行けなくなってしまって、今はパーソナルトレーニングに切り替えて通っています。
[吉村] なるほど、パーソナルトレーニングだと強制力がありますもんね。
[広瀬] そうなんです。次回の予約も自動的に入りますし、効率よくトレーニングができるので助かっています。ダイエットと筋力アップを目指していますが、ムキムキになりすぎず、ソフトマッチョくらいが理想です。
[吉村] 私も同じで、やりすぎず、贅肉がなくて引き締まっているのが理想です。
[広瀬] 本当にその通りです。程よく引き締まった体が目標です。
3.FP転職やキャリアプランについて
保険会社入社のきっかけや苦悩について
[吉村]
まず、前職で保険会社にご入社されたと思いますが、そのきっかけについて教えていただけますか?
[広瀬]
はい。私はもともと大学では法学部に在籍していましたが、漠然と「弁護士になりたい」と思っていたんです。人々の相談に乗り、役立てる仕事に憧れていました。そのため、法科大学院にも進学し、司法試験にも挑戦しました。
[吉村]
はい、なるほど。
[広瀬]
しかし、残念ながら司法試験に失敗してしまい、そこから「将来どうしようか」と考え始めました。ただ、その時すぐに就職しようという気持ちにはなれなかったんです。
[吉村]
なるほどですね、それはなぜだったのでしょうか?
[広瀬]
振り返ると、単純に自分の怠け癖が出ただけだったのかもしれません。その怠け癖が数か月ならまだしも、1年、2年と続き、気づけば3年も経っていました。その時、「これはまずいな」とやっと自覚しました。その後先輩のツテで役所で3ヶ月ほど臨時職員として働いた後に、転職フェアに参加した際に保険会社のリクルーターから声をかけられたことがきっかけで保険会社に入社しました。
[吉村]
それが保険業界に入るきっかけだったんですね。
[広瀬]
そうですね。話を聞いてみると、元々の「人の相談に乗る仕事がしたい」という気持ちが蘇ってきました。弁護士としてではなく、保険というツールを使って課題解決ができるかもしれないと感じました。
[吉村]
なるほど。法律の知識を生かすという点では、近しい部分があったわけですね。
[広瀬]
はい、まさにそう思いました。法律ではなく、保険を通じて人の役に立つことができると感じたんです。
[吉村]
それが保険業界に入るきっかけだったということですね。実際に入社してみていかがでしたか?
[広瀬]
まず、保険会社という大きな組織で社会復帰できたことが一番良かったですね。それに、最初は「社会人1年目」の気持ちを忘れず、すべてイエスで素直に学ぶ姿勢で臨むことを決めていました。その結果、知識やスキルの吸収に積極的に取り組めたと思います。
[吉村]
素直さは大事ですよね。
[広瀬]
はい。また、友人や周囲の人たちにも恵まれ、最初の提案も快く聞いてくれる方が多く、非常に助かりました。
[吉村]
それは広瀬さんの人柄の良さも大きかったんでしょうね。スムーズにスタートが切れたという感じでしょうか?
[広瀬]
そうですね。おかげで順調に仕事に取り組むことができました。ただ、やはりその後、提案活動においていろいろな課題も出てきましたが…
[吉村]
なるほどですね、どんな課題を感じられたのですか?
[広瀬]
やはり保険会社というのは、成績至上主義が強い業界で、売上が評価の大部分を占めるんです。それが、時に自分には重荷に感じることもありました。
[吉村]
成績至上主義ですか…やはり数字がすべてという感じなんでしょうか?
[広瀬]
はい、やはり営業職ですので、売上目標が常に求められます。成績が良いときは評価されるんですが、そうでないときには「どうして売れていないのか?」と詰められることもあります。頑張っているつもりでも、数字が伴わないと認められないというプレッシャーがありました。
[吉村]
それは大変ですね。数字で評価される分、プレッシャーも大きくなりますよね。
[広瀬]
そうですね。もちろん、数字での評価は営業職としては仕方のないことだと思いますが、いつも「売ること」が最優先されると、本当にお客様のために提案をしているのか、自分がただ数字を追っているだけなのか、疑問に感じるようになってしまいました。もう少しお客様に寄り添った仕事の仕方ができないものかと...
[吉村]
それは悩ましいところですね。自分のやりたい「人の相談に乗る仕事」とは少し違う方向に行ってしまっているように感じられるわけですね。
[広瀬]
ええ、そうなんです。私はもともとお客様一人ひとりにとって本当に必要なものを提案したいと考えていたんですが、会社からの目標やノルマを意識すると、「売るための提案」になってしまうこともありました。それに気づいたとき、「このままでいいのか?」と自問自答するようになりました。
[吉村]
そのあたりの葛藤が、転職を考えるきっかけになったのでしょうか?
[広瀬]
はい、まさにそうです。保険会社の仕事にはやりがいもありましたが、「本当に自分がやりたいことなのか?」と考えたときに、迷いが出てきたんです。成績や売上を追うことよりも、お客様ともっと対等に向き合い、長く信頼関係を築いていけるような仕事がしたいと思うようになりました。
[吉村]
なるほど。広瀬さんにとっては、数字よりもお客様との関係が大事だったんですね。
[広瀬]
はい。もちろん数字も大切ですが、最終的にはお客様からの信頼や感謝が自分の原動力になると感じたんです。その結果、「自分らしく働ける場所を探してみよう」と考えるようになり、転職を決意しました。
カスタマーリンクス社への転職について
[吉村]
それが、今のカスタマーリンクスさんに移るきっかけだったんですね。
[広瀬]
ええ、カスタマーリンクスでは、お客様との長期的な関係を重視する方針があり、自分の価値観に合う職場だと思いました。転職してからは、売上を追うだけではなく、お客様の生活全体をサポートする形で仕事ができているので、とても充実しています。
実際に社員の売上は非開示にする(社員に売上を競わせたり、売上の高い人が賞賛されるような企業文化にしない)など、会社としては売上よりも「お客様を大切にする」ことを第一に掲げています。ここまで組織としてお客様ファーストの姿勢でやりきる会社はなかなかないのではないでしょうか。
[吉村]
お客様のために仕事ができているという実感が、広瀬さんにとって一番大事な部分なんですね。
[広瀬]
そうですね。それが自分にとってのやりがいですし、今はこの働き方でよかったと心から思っています。
[吉村] 実際、カスタマーリンクスに入社を決められた時のポイントはどういった点だったのでしょうか?
[広瀬] これは本当に林さん(社長)と話して感じた感覚が全てだと思っています。実は吉村さんが最初、「林さんは僕が知る限りこの保険業界でまともな社長ですよ」と言ってくれたことをよく覚えています。
[吉村] ああ、はい。まあ、そう思っていますね。
[広瀬] (笑)珍しく、代理店の社長ではまともな人ですね。それは結構大きかったかもしれません。実際に会ってみても、その通りでした。
特に印象的だったのは、最初の面談で手数料の話をしなかったことです。それが自分にとてもしっくりきました。ビジネスは相手にとって利益があることをしなければ持続性がないと思っていて、単に売上を上げて終わりではなく、会社としての考え方や長期的な成長についての話をしてくれたことに、100%共感できました。
[吉村] 具体的にどんな考え方をお話されていたんですか?
[広瀬] ホームページにも載っている「百年コンシェルジュ」という理念について、立ち上げ当初の実際の経験を踏まえて詳しく教えていただきました。
[吉村] お客様に一生寄り添ってフォローしていくという理念ですね。実際に入社されてみていかがでしたか?
[広瀬] 違和感がなく、当初感じたままの会社だと実感しています。当時は東京で40人くらい、会社全体でも70人くらいの規模でしたが、みんなが研鑽しながら仕事をしていました。前職とは全く異なり、社員の方々の持つ誇りの高さに驚きました。
[吉村] 素晴らしいですね。現在の目標などはありますか?
[広瀬] 現在MDRTの水準で推移している業績を2倍くらいにはしたいですね。ただし、単純に活動量を増やすのではなく、よりお客様へのアフターフォローのレベルを上げていく、そこに自分なりの工夫を重ねていくことで業績を上げていきたいと考えています。
[吉村] 会社の好きなところは何かありますか?
[広瀬] 一緒に働いているメンバーがいい人ばかりだということです。もちろん個性は強いですが、悪い人があまりいません。これは採用時に理念に共感して入社された方が多いからだと思います。お客様の役に立つことを大切にする価値観が根底にあるんです。
また、全国のメンバーが一堂に会するカンファレンスも気に入っています。以前の職場では拠点の異なる支社の社員と話す機会が少なく、関係性がドライでしたが、ここではMDRT会のような和やかな雰囲気で、切磋琢磨する仲間と定期的に会える機会があることが充実感につながっています。
転職相談について
[吉村] 最後に、私のことで恐縮なのですが、当時の転職相談について、どんなところが役に立ったとか、どんなアドバイスが良かったかなど、一言推薦をいただけますでしょうか?
[広瀬] もちろんです。カスタマーリンクスとご縁があった前に、いくつかご紹介いただいていて、その時は本当に吉村さん頼りだったことを覚えています。A社さんだったり、手数料面や福利厚生、そして固定給の会社なども候補に上げていただきました。様々な選択肢の中から、結果として自分に一番合っているところを選定できたと思います。非常にありがたかったです。
[吉村] ありがとうございます。では今の広瀬さんがあるのは、私のおかげも5%くらいあると言っても過言ではないですかね?(笑)
[広瀬] いやいや、10%、20%くらいはあるんじゃないですか?
[吉村] ありがとうございます(笑)。冗談はさておき、FP会社や保険代理店選びで皆さんにとってまずは選択肢を提供するのが仕事だと思ってやっていますし、その人の人生が良くなればいいなと思って仕事をしているので、広瀬さんのケースは私もやりがいを感じられて良かったです。
[広瀬] 本当にありがとうございました。
入社検討中の方へメッセージ
[吉村] 最後に、カスタマーリンクスについて、おすすめポイントがあれば教えていただけますか?
[広瀬] まあ何を言ってもありがちになってしまうかもしれませんが、私が自信を持って一言言えるのは、うちの会社に転職して一度も後悔したことがないということです。林さん(社長)と話をして、この人だと思った方には本当におすすめです。本当にお客様ファーストの姿勢で仕事を極めていくためには、同じ志や想いを持った仲間と働くことが重要です。理念やサービスの質を大事にしていきたい方には当社はとても合っていると思います。
[吉村] なるほど、いいですね。ありがとうございます。
[広瀬] こちらこそありがとうございます。
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